〔キルンワーク〕という伝統的な技法により生みだされているサブロウさんのガラス。
キルンとは〔窯〕という意味。高温の窯の中で、溶ける・溶着する・艶がでる・曲がる、それぞれの温度の組み合わせとたくさんの手間と時間がかかる作業工程から成り立ちます。
故郷・琵琶湖の湖面をモチーフにしてデザインされた作品は、もよう(patterns)、いろ(colers)、かこう(processing)にこだわって制作され、すこし深みのある色合いと柔らかな幾何学模様はどこか懐かしさを感じます。
プロフィール
1976年 | 滋賀県生まれ |
1996年 |
ドイツにてワイン関係の仕事をする。 |
2000年 | 帰国後、富山に移住 |
2001年 | 富山ガラス造形研究所でガラスを学ぶ。 |
卒業後はアート作品を中心にさまざまなイベントに参加。ガラスのためのイベントを増やしたいと思い、企画、運営を行う。その後アートからインテリアに興味が移り、2005年頃より工芸に興味をもち、本格的にうつわ製作に取り組む。 現在は各地で個展・グループ展での展示活動を精力的に行っている。(感銘を受けた教会 カイザーヴィルヘルム教会)